きゅうめい!

今日、会社で救急救命講習を受けました。講習は、まず講義を受けて、その後人形を使って実際に練習するという流れで進みました。胸部圧迫*1もやってみたのですが、かなり力が必要で、2分程度続けただけでへとへとになってしまいました。

この講習を受けて驚いたのが、「人工呼吸はあまり重要ではない」ということでした。救急救命といえば人工呼吸と胸部圧迫がセットというイメージだったので、人工呼吸があまり重要ではないというのは意外でした。続けて講義を聞いてみると、人工呼吸と胸部圧迫のセットで行ったケースと胸部圧迫のみを続けたケースで比較すると、蘇生率はあまり変わらないとのことでした。この辺りのことは「胸部圧迫」などでググッてみると、いろいろ出てきますね。

フィクションだと、溺れてしまったかわいい女の子を助けるために人工呼吸!なんてシチュエーションがあったりしますが、実際に見ず知らずの人に対して人工呼吸をするというのはかなり抵抗があります。*2胸部圧迫だけでもいいというのを聞いて、救命行為に対する自分の中のハードルが若干下がった気がします。

*1:いわゆる心臓マッサージのこと

*2:そもそも、危険な状態に陥るのは女の子だけとは限りませんし。